2023.5.16「飯山の農的生活 米作り9年目② 田んぼの水入れ」
はるちゃんの稲作
「飯山の農的生活 米作り9年目② 田んぼの水入れ」
田起こしした田んぼに水を入れます。これで水持ちを確認します。水漏れや水持ちが悪いようであればその箇所を修復します。今年は暖かいために、育苗の生育も早く、田植えは、5月23日と定めました。田植えの3日前には「代掻き」をしますが、今年はじっくりと搔くために5月17日からやることに。
水入れは5月16日の朝から初めて、その日のうちに満水状態にしました。畔からの水漏れはかなりひどく、代掻きをしてから修復予定。
いよいよ、本格的な稲作が始まります。
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なべくら高原の雪融け水が勢いよく流れる田圃の横の水路から水を引きます。

田圃の水の出口をふさぎます。
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田圃にはパイプで引き込みます。
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さあ、水入れです。
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順調に水が入っていきます。水入れと代かきの間は日数を置く必要はありません。
◎水をためる目的(「クボタのたんぼ」サイトを参照)
1. 稲を寒さから保護します。水は比熱が大きいので「熱しにくく、冷めにくい」という性質があります。田植えの直後の低温や、冷害などへの対処として、水を深く入れることにより、稲を保温することが出来ます。
2. 養分を含んだ川の水を溜めることにより、チッソ・リンサン・カリはもちろん、微量要素まで、さまざまな肥料分を供給することが出来ます。
3. 水を溜めることで連作障害を無くし、同じ作物を毎年栽培し続けることが出来ます。次のような機能によります。
・川の水を溜めると、不足しがちな微量要素を補給してくれる。
・逆に、過剰な成分は水が流し出してくれる。
・田んぼに水を溜めると、土のなかは酸欠状態になり、有害な微生物や線虫などの生物が死滅する。
4. 雑草の発生を抑えます。田んぼに水が溜まっていると、土のなかは酸欠状態になります。この条件で生育出来る雑草が少ないため、多くの雑草を防除することが出来ます
5. 土のなかの水分調節が不要で、安定的に稲を育成出来ます。
田起こしした田んぼに水を入れます。これで水持ちを確認します。水漏れや水持ちが悪いようであればその箇所を修復します。今年は暖かいために、育苗の生育も早く、田植えは、5月23日と定めました。田植えの3日前には「代掻き」をしますが、今年はじっくりと搔くために5月17日からやることに。
水入れは5月16日の朝から初めて、その日のうちに満水状態にしました。畔からの水漏れはかなりひどく、代掻きをしてから修復予定。
いよいよ、本格的な稲作が始まります。
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なべくら高原の雪融け水が勢いよく流れる田圃の横の水路から水を引きます。

田圃の水の出口をふさぎます。
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田圃にはパイプで引き込みます。
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さあ、水入れです。
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順調に水が入っていきます。水入れと代かきの間は日数を置く必要はありません。
◎水をためる目的(「クボタのたんぼ」サイトを参照)
1. 稲を寒さから保護します。水は比熱が大きいので「熱しにくく、冷めにくい」という性質があります。田植えの直後の低温や、冷害などへの対処として、水を深く入れることにより、稲を保温することが出来ます。
2. 養分を含んだ川の水を溜めることにより、チッソ・リンサン・カリはもちろん、微量要素まで、さまざまな肥料分を供給することが出来ます。
3. 水を溜めることで連作障害を無くし、同じ作物を毎年栽培し続けることが出来ます。次のような機能によります。
・川の水を溜めると、不足しがちな微量要素を補給してくれる。
・逆に、過剰な成分は水が流し出してくれる。
・田んぼに水を溜めると、土のなかは酸欠状態になり、有害な微生物や線虫などの生物が死滅する。
4. 雑草の発生を抑えます。田んぼに水が溜まっていると、土のなかは酸欠状態になります。この条件で生育出来る雑草が少ないため、多くの雑草を防除することが出来ます
5. 土のなかの水分調節が不要で、安定的に稲を育成出来ます。